世話人紹介
代表世話人
田原 信
国立がん研究センター東病院 頭頸部内科 科長
代表世話人の田原です。皆さんご存知の通り、同じ治療を行っても各施設の治療成績は大きく異なります。年齢層、合併症の有無など患者の背景にも影響されますが、最も影響を与えるのが治療に対する適切な「支持療法」、いわゆる治療を実践する上での「コツ」だと思います。経験豊かな講師が学会では聞けない「コツ」を伝授します。それによって、皆様の施設の患者さんのQOLが向上し、さらに治療成績が向上することを期待したいです。
世話人
全田 貞幹
国立がん研究センター東病院 放射線治療科 医長
J-SCARPH世話人の全田です。皆さん、学会で講演を聞いてそこでの話を自分の病院でやってみようと思ったけどうまくいかなかった経験はありませんか?この会では「明日からでもすぐ役に立つ」知識を身につけていただくために実演講義や学会では話せない細かい話にスポットを当てるなど他の会にはない工夫があります。勉強するというより楽しみにして参加してくださいませ。
大上 研二
東海大学医学部 耳鼻咽喉科 教授・頭頸部腫瘍センター長
J-SCARPH世話人の大上(おおかみ)です。頭頸部癌の治療戦略はこの10数年で大きく変わりました。新しい治療法の開発はもちろんですが、治療に伴う有害事象対策や栄養管理など、医師のみが患者さんの治療に携わる時代ではなく、他職種がチームとして取り組むことが不可欠の時代になりました。知識の整理・吸収と具体的な手法を身につけるに最適な研究会です。ぜひ多くの方のご参加を期待します。
折舘 伸彦
横浜市立大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 教授
頭頸部癌治療を専門とする医師やメディカルスタッフたちが、どんな原則や知識に基づいて日々の診療を進めているか、疑問に感じることも多いと思います。「こんな簡単なことを聞いたら恥ずかしい」という内容でも気軽に聞ける研究会にできればと思います。多くの方の参加していただければ幸いです。
上野 尚雄
国立がん研究センター中央病院 歯科 医長
頭頸部がん治療における支持医療の重要性は知られてはいるものの、その具体的な内容については経験則によるところが多く、施設間でもまちまちなのが現状です。本研究会では、実臨床で明日から役に立つ、具体的で整理された支持医療の情報を提供します。がん患者さんの穏やかな療養生活のお役に立てれば幸甚です。
岡野 晋
国立がん研究センター東病院 頭頸部内科 医長
がん診療の急激な変化に伴い、支持療法・多職種連携がますます重要となっています。本研究会では、教科書や論文からだけでは得られないものを提供できるよう、エビデンスに基づきつつ実臨床に即した知識の共有を目指したいと考えております。よろしくお願いいたします。